六月大歌舞伎
きのう 歌舞伎を観に行って来ました
演目は 『義経千本桜』です
*・゜゚・*☆
千年長生きした雄雌の きつねの皮で作られた鼓
宮中の宝物だった その鼓が 義経に下賜される
それには " 頼朝を討て " の意味が込められています
鼓を " 打つ " と いうことは
兄の頼朝を " 討つ " ということ
鼓( 兄 ) を打てない義経は都落ち。。
鼓は 静御前へ預けられ
鼓を打つと、家来の忠信の様子が変わる…
じつは 忠信に化けた子狐が
鼓の " 皮 " にされた 両親
親を慕って 鼓を慕う
という 演目
イヤホンガイドを借りると
歌舞伎も 難しくはないですね (笑)
途中、幕あいが2回あるけれど
5時間ちかい長丁場
独特な台詞回しと 歌舞伎浄瑠璃 を聴きながら
観ていると うとうと 。。 と
つい居眠りをしてしまいます
ちょっとわかりづらく 程よいリズムの台詞
ゆったりとした語り口や
黒御簾の中で 演奏される 三味線、笛などの 下座音楽…
とても心地よいのです
ちょっと 居眠りして…夢の世界へ行って ( 笑 )
ふっ と、目覚めれば きらびやかな歌舞伎の世界
これもまた
非日常を楽しむコトができるひとつです
目の前で鑑賞されていた 御高齢な御婦人が
早替りで狐の衣装で現れた役者の姿をみて
ぱちぱちと 手を叩いて 喜ぶ仕草が
とても 上品で可愛いかったな
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